さて、久しぶりの投稿になります。

コメントへの返信はしているのですが、遅れたりしてしまい申し訳ないです。

今回の内容ですが、いつものように電話による対処方法の説明から始まります。

ストーリーの始まり

被害者はYさんという方で、NEXTBBへの勧誘をされたということでした。

最初はいつものようにNEXTBBへのクーリングオフ解約を電話でしっかりと伝えるという事と、プロバイダ設定を元に戻すという一般的対処法を電話で伝えるだけの予定でした。

OCNの接続に戻すということなのですが、なるべく早く解決してあげたかったため、その設定方法も電話でこちらから指示して設定を元に戻しました。

まあ、実際はOCNのIDとPASSがうまく入らなかったため、うちの予備接続契約のexciteを貸してあげてるんですが、そのときにわかったことがあるのです!

元々exciteは予備だったのですが、ソフトバンク光があまりにも遅いため(夜間1Mbpsぐらいになる)メインで使用していました。

この話は前に記載した内容なのですが、ここでexciteを貸すために接続をソフトバンクに切り替えたのです。

そこで速度計測・・・・・・・は?なんだこの数字は!?290Mbps????

毎日計測していますが、300Mbpsを超えることもあります。

5Gのために回線増強しているのか!?とにかく、これで本当にexciteは予備になりました。

あ、本題からずれた!!戻りましょう。

根本の問題はそれだけで解決なのですが、作業しながらいろいろと話をしているうちに少しばかりおかしな点が出てきました。

それは、リモート設定をした業者がデスクトップに残していったメモです。

業者が残していったメモ

最初の日は接続設定を戻して、翌日電話で解約をするという話をして終わりましたが、寝て起きてから頭の中を整理してふと疑問点が出てきました。

それは前日の電話で話していたメモの内容です。

電話では、NEXTBBという会社が、他に2件プロバイダ契約をしているので、きちんと解除した方がいいというメモを残していったということだったのです。

そのプロバイダが、ismartとPコネクトと言っていたのでものすごく気になっていたんですが、Yさんが引き落とし状況を調べてそんな契約していないということだっため、無視していいだろうという結論になりました。

どうしてもそれが気になった私は、その画像をYさんに送ってもらうことにしました。

1508 1509 1510

ここで、様々な事がわかってきます。

電話してきた会社

電話してきたのはNEXTBBではなく、株式会社サポートグループという会社でした。

電話番号サーチをおこなうと、電話勧誘をしてくる悪質業者として登録されています。

実体のない会社で、会社名と電話番号をちょこちょこ変えては同じようなことをしています。

解約対象の会社

メモに記載されている解約対象の会社は、2社ではなく3社でした。(OCN除く)

前述した2社とemnネットという会社です。

3社のうちismartは何度も取り上げている会社ですが、Pコネクトとemnネットははじめての会社です。

この2社も同じようにプロバイダ詐欺によく使われているようです。

今後、詳細に調べてはみますが、多分、元は同じなのでしょう。

謎の契約情報

重要な情報をメモに残すとか、ありえません。

なぜ日にちの部分が不自然に空いているのか。答えは簡単。元の文章があって、それの一部を直しているだけだから。

違約金が3年内に解約した場合25000円とか。真っ当な会社は、利用した期間によって違約金が変動します。これでは、2年11か月時点で解約しても同じというおかしなことに。

各種キャンペーン対象という項目がわけわかりません。初回請求月から4か月間のお支払いが確定後に、キャンペーン特典の初月無料という謎のシステムが動くことになります。

OCN情報が2つ?

よく見ると、OCNに関する契約連絡先が2つあります。

OCNにも入っているという情報はYさんが電話の時に伝えたらしく、このメモに後で記載されたものなのでしょう。

状況を分析すると、元のメモがあって、そこには3社の情報だけが記載されている状態で、OCNも契約していると言われた。

急いで連絡先を調べて記載したけど、OCNが一番下という順番はおかしいな。

かといって一番上というのもわざとらしい。

よし、上から2番目にコピペして、完成っと!

(そしてコピー元を消すのを忘れた)という感じなのでしょう。

いやぁ、人間ですね。

上から2番目は、人間行動学の基礎なのですよ~(笑)

ここで考察

こういった詐欺の場合、Yさんに自社をどれだけ信用させるかというのが一番重要なミッションになります。

真っ当な会社の場合は信用というものがおのずとあるわけですが、聞いたことのない、ましてや電話勧誘するような会社の信用獲得方法はこんな感じです。

「NTTの・・・・・サポートグループです」という感じに電話で伝えると、受け手にとってはNTTのサポートという情報しか頭に残りません。

まずはここで、NTTもしくはその関連であるという間違った情報を受け手に植え付けるわけですね。

これだけで「あ~、NTTのサポートの人がうちの料金を見て安くしてくれようと頑張ってるんだ~」なんて馬鹿みたいに騙される人がいるのです。

それだけNTTというブランドは強いんですよ。特にお年寄りにね!

さらにそこでいまいち食いつかない人のために餌をまきます。

それが「他に騙されて契約しちゃってるのを見つけてあげたよ」という方法なのですが、この方法には問題点があります。

本当に過去に他の業者に騙されて契約しちゃってるのであれば、見つけてくれてありがとねなのですが、それが全くの虚偽だった場合ですね。

電話して解約の申し込みしたら、契約がないってばれるんじゃないの?という点です。

今回のYさんは、自営業という事もあってお金に関してはとてもきっちりしている方で、調べてみたところ、3社共に契約している事実はありませんでした。

さて、こんな場合は2つの方法が考えられます。

まずひとつは、それぞれの会社のサポートダイアルに電話をしても、同じところに繋がって、あたかも契約があり、それを解約したように見せかける方法。

詐欺会社のよく使う方法であり、いくつかの電話番号を転送設定にするだけでおこなえます。

ただし今回は違いました。

記載されている電話番号は、それぞれの会社の本当の電話番号だったのです。

ということは、ふたつめの方法。

こっちだと思うと本当に恐怖なのですけど、あらかじめお客様情報(詐欺にかける人の住所、氏名、電話番号)を全ての会社がもっていて、契約したことになっている方法。

「電話があって、契約してしまっているようなので解約したい」と伝えると即座にそっちの情報を検索し、契約したことになっているデータを見つけて解約したことにするという。

そこでは違約金の話など一切せず、いい会社を装って解約に乗るのでしょうね。

消去法で考えていくと、もうこれしかないのですよ。

そもそも、電話番号だけで契約しているプロバイダが全部調べられる訳がない。

今回の代理店

さて、ここまで記載してまだ書いてないことがありました。

それは、株式会社サポートグループの悪徳な手口です。

ここまで信用させる行為をしていたにも関わらず、Yさんは「やっぱりやめます」という意思表示をおこないました。

そこで相手が電話で言ったことをYさんから聞いたので記載しておきましょう。

「この電話内容は録音されています」

「口頭であっても一度「はい」と言ったからには契約が成立し、違約金が発生します」

これらを強い口調で言い、無理やり納得させたそうです。

うちに電話が繋がらなかったら違約金を払って泣き寝入りしようとか思っていたらしいです。

ダメ!泣き寝入り!!

結果

Yさんはクーリングオフ類似制度によって違約金なしで解約ができました。(書類届いてから、それに返信しないといけませんが)

プロバイダは元々別の会社に変更する予定だったらしく、変更が済むまでうちの予備を貸しています。

私は事のいきさつを国民生活センターと警察へ報告し、それぞれの会社を調べてもらうことにしました。

どんどん出てくる詐欺会社、皆さんは騙されないようにしましょう。