Microsoft Officeの認証の際に下の画面が出て、いくら経っても消えないということがあります。
これは、プリインストールされているOfficeが古いせいで起こる現象ということです。
Microsoftはいまだに対処すらしてくれず、プリインストールされるOfficeが最新に切り替わるのを傍観しているようですね。
ちなみに、この画面が表示されているということは、カード内のプロダクトキーを入力し、Microsoftアカウントに関連付けが完了している状態です。
目次
事前準備 Officeアプリの強制終了
まずは、起動しているOffice(WordやExcel)を強制終了しましょう。
キーボードのCtrlとAltを押したままDeleteキーを押すと、画面が青くなります。
タスクマネージャーをクリックし、終了させるアプリを選んだら【タスクの終了】をクリックすると、強制終了ができます。
ここまで済んでいる状態の人は、方法1と方法2で認証を通すことができるようです。
方法1 Officeの再インストール
まず、インストールされているOfficeをアンインストールします。
Windows10の場合は、スタートメニュー内のアプリ一覧のどれでもいいのでアプリを右クリックします。
アンインストールというメニューが出るので、それをクリックすると【プログラムと機能】画面が立ち上がります。
MicrosoftOfficeを選び、アンインストールを押します。
アンインストールは、待てば完了します。
完了後は、必ずPCを再起動してください。
次に、https://office.com/myaccount にアクセスし、自分のMicrosoftアカウントでログインします。
すでに認証済みの製品がある場合は、Office製品タブにOffice Premium(Home and Business)というものがあるので、それをクリックします。
クリックすると、再インストールというボタンがあるのでクリックして下さい。
実行すると、最新版のダウンロードとインストールが行われます。
インターネットの速度によってはとても時間がかかるため、気をつけましょう。
利点は、最新のOfficeにしてあげれる点なのですが、正直どこが変わったのかわかりません。
起動時のロゴにOffice365と表示されて、困惑するぐらいです。
1年間は無償で365サービスが使えるので表示されてもいいのですけど、いきなり出ると困惑するのでやめてもらいたいです。
方法2 はじめに画面を無視してプロダクトキーだけを認証
Officeソフトの強制終了後、何度起動しなおしても【こんにちは】画面が出てきて何度も認証を迫られます。
プロダクトキーだけを再認証させるためには、この【こんにちは】画面で【はじめに】を押してはいけません。
こんにちは画面の右上に✖があるので、それを押してください。
すると、こんな画面が出てきます。
ここで【同意する】を押さずに【詳細を表示】を押します。
すると、画面上に黄色いバーが現れて【ライセンス認証】のボタンが表示されるので、それを押してください。
出てきた画面にプロダクトキーを入れて、Microsoftアカウントを入れれば認証完了です。
ちなみにこの方法、Microsoft公式サイトに載っているだけで、私はまだ試していません。
なので、できますとはっきりとお勧めはできません。
公式サイト情報だという事です。
方法3 そもそも最初からOfficeを起動せずに認証作業する
この方法は、OfficeのプロダクトキーとMicrosoftアカウントの関連付けなどを先にサイト上でやってしまう方法です。
現在私がおこなっている方法でもあります。
Officeアプリを起動する前にこれらの作業をおこなうと、効率よく作業ができます。
上記アドレスにアクセスし、Microsoftアカウントでサインインします。
【プロダクトキーを入力してください】をクリックし、プロダクトキーを入力します。
プロダクトキーを入れ、国または地域は日本、該当する言語は日本語になっていることを確認し次へを押します。
さて、ここまで終了した時点で、Microsoftアカウントと手持ちのOfficeのプロダクトキーの連携が完了となります。
Officeの取得は必要がないので、前の画面に戻ります。
内容を更新すると、タブにOffice Premiumのタブが増えているので、クリックしてください。
【プロダクトキーの表示】をクリックして、プロダクトキーを表示させてください。
さて、この時点で記事を読んでいるだけの人は「おいおい、さっき入力したプロダクトキーを表示させて一体何しようと言うんだい?」となるでしょうが、やってみた人はわかります。
ここで表示されているプロダクトキーは、さっき入力したものとは違うのです。
何といえばいいのかわかりませんが、ここに表示されるものは『認証済みプロダクトキー』という感じです。
何が認証済みなのか・・・
さあ、Officeの初期設定をはじめてみましょう。
とりあえず代表的なWordを起動します。(他のアプリでもOK)
【こんにちは】画面で【はじめに】を押す。
そしてさっき表示された『認証済みプロダクトキー』を入れる。(コピペでOK)
次へ・・・・・あれ?出てくるはずのものが出てきません。
Microsoftアカウントの入力画面がなく、いきなりWordの画面に??
ライセンス認証画面が出ますが、次へを押すと完了します。
はい、これだけです。
Officeのオンライン関連機能を使いたければMicrosoftアカウントでサインインすればいいですが、正直必要性は感じません。
サインインと連携認証は全く別の機能なので、サインインしないとOfficeが使えないというものではないのです。
この方法ですが、この記事における事前準備後でも可能です。
一度アプリを強制終了して、再度起動させた際に『認証済みプロダクトキー』を入力します。
それだけで完了です。
覚えておくといい事
ふと思うのですが、もしかしてOfficePremiumの事をほとんどの人はわかっていないのではないでしょうか?
前にも書いた覚えがあるのですけど、Premiumって日本にしかありません。
Microsoftが用意した特別版なのです。
どう特別かというと、新しいバージョンが出たらバージョンアップがおこなえます。
今の最新は2016ですが、2019などが出た場合は無償で最新版に入替ができます。
そして、さらに勘違いしているのは、Officeはパソコン1台に対して認証されているわけではなく、Microsoftアカウントに連携して認証されているということ。
あくまで指定されている台数に限ってですが、パソコンが壊れた場合、同じMicrosoftアカウントを使って新しいパソコンに入れなおすことができます。
下記サイトから再インストールしたらいいだけです。
壊れるたびに、毎回Office付の高いパソコンを買わなくてもいいということですね。
Officeを別に購入しようとすると25000円とか30000円とかするので、それぐらいの差がPCの値段の差ということです。
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