昨日(10/17)より、Microsoft Officeの新型が発売されたようですが・・・『Office Premium』という名前らしいですよ。
面倒な名前を付けたものです。
バージョンによっては、『Office Professional Premium』という名前になるらしく、もう、どうでもいいネーミングです。
なぜ、次を出すときに困る名前を付けるのか、理解できません。
ともかく、何が変わったのか・・・実際には使ってないので、詳しくはわからないですけどね。
とりあえず今わかっている範囲で。
PC Watchさんの記事を抜粋して、それを簡単に説明する感じにします。
2種類のOffice
1つ目がOffice Premiumを展開します。まずはプリインストールされるOfficeについては永久に最新版が利用できる。一方で1年間のOffice 365を展開します。これは1年間のみでありますが、OneDriveの1TB利用権が付属します。多くの文書や写真、音楽が利用できる。また今年中にiPad版の日本語版を提供します。それからSkypeの無料通話権やサポートなどが付属します。これから導入します。またSurface Pro 3にも対応になります。
はい、非常に分かり辛いですが、直訳なので仕方ないですね。
日本は特殊な環境で、ほとんどのパソコンにMicrosoft Officeが入っているのが当たり前という状態です。驚異の94%!世界的に見ると、とんでもないことなんです。本来、使うソフトだけ使うというのがパソコンの使い方ですから。
本来、Microsoftは年間ライセンス制にして、もっと厳しくしていきたかったはずなんです。実際、日本以外ではそうしていますし。AdobeのCCのような感じで、クラウド管理して、インターネットに接続している状態でないと起動すらしなくして・・・と。
ですが、日本でそれをすると、今まで一生懸命最初から付けて売ってくれている日本メーカーさんにメリットがなくなるわけですね。ちなみにメリットというのは、金額の部分。日本メーカーのパソコンって、海外メーカーのパソコンより高い。その差は、Officeの値段以上!他にもいろいろ入ってるけど・・・。日本メーカーとしては『Officeが入ってるから高いんです!』と言えるんです。その分で値段調整してるんです。
そうやって、お互いにメリットがある関係があるものだから、そんな日本用にプリインストール(最初から入っている)専用の『Office Premium』というのが必要になったわけです。
ちなみにOffice365は、1年間ライセンス版です。
Office Premium
Office Premiumというのは、Office365の特殊ライセンス版です。どのくらい特殊なのかというと・・・そのライセンスは永続的とも期間限定ともいえない”パソコンが壊れるまで”なのです。
今までのOfficeは永続的なライセンスで、パソコンが壊れてもライセンスを移して使用が出来ましたが、記事を読む限りそれは出来なくなるようですね。
インストールに際しても問題があります。インターネット環境が必須、Microsoftアカウントが必須、Officeのマイアカウントページを作らないとインストール作業すらできない。これは、パソコン買ったけど何もできないって人が多くなりそうですね。ネット環境無い人は、パソコンで文書作るなって事なんでしょうかね?
そしてバージョンですが、今までのOfficeにもあったやつです。Power Pointが付いてるか付いてないかとか。
ここはOffice2013とそれほど変わっていませんね。
ただ、表をよく見てください・・・・・何かよくわからないものが1年間分付いています!
マルチデバイスというのは、android版に台数無制限で、iOSに2台までOfficeを入れることができるというもの。GoogleとAppleとの関係を如実に表していますね(^_^.)
OneDriveというのは、データをインターネット上に保存できる場所の事。ですが・・・1TBのデータを保管できるというのは、かなりなものです。現在の有料サービス料金と比べると、2万円以上の価値があるものを、最初の1年間だけとはいえ無償で提供しようというのですね。
多分、そこにデータをたくさん入れてしまって、1年間経って、更新料を払えと言われて、そのまま継続的に払って使い続けるということを想定してるのでしょう。
あとはSkypeの有料通話、月間60分とサポートですね。
ちなみに、バージョンアップはパソコンが壊れない限り無償ということです。
まとめ
昨日(10/17)発売の秋モデルから、パソコンにはOffice Premiumが付いてきます。面倒です。仕事なので、我慢します。
お客様のお宅で設定することがあれば、もっと細かな事がわかると思いますので、また書きます。
しかし、あんまり面倒な設定になると、お客様も離れていくと思うのですよね。
実際にMicrosoft Officeをしっかりと使ってる人なんて、ほとんどいないと思いますし。
フリーのOfficeソフトで文書ぐらいなら問題なく作れるし。
そもそも、Microsoft Officeの新型なんて誰が欲しいって言ってるんでしょうね?使い勝手が変わるだけで使いにくくなるし。
これを機に、一太郎復活とかしたら面白い。
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