今まで様々な迷惑メールを紹介してきましたが、そういえば紹介していなかった”お金の受け渡し”について記載しておきます。
現金で直接
TVでもよく取り上げられる方法ですが、受け子という人が取りに来るやつですね。
現金は詐欺側にとっては証拠が残りづらいためよく使われていますが、組織の大型化、受け子への礼金を考えると、あまりいい方法とは思えません。
劇場型と呼ばれる詐欺ぐらいでしか使えない手法でしょう。
現金を送る
レターパックなどの小型郵便物に入れて指定の住所に送る方法です。
各会社「現金は送れません」となっていますけど、実際中身を見るわけではないため、送れてしまいます。
バイク便などが発達している場所では、それらを使うこともあります。
言えることは「”現金を送ってください”は100%詐欺なので、気を付けましょう」という感じですかね。
振り込み
指定口座に現金を入金する方法です。
劇場型や、その他の詐欺でもよく使われます。
振り込みの場合、詐欺に気づいて銀行に連絡をすることで、「振り込め詐欺救済法」に基づく手続きがおこなえます。
振り込んだお金を相手の了解のもと戻してもらう方法と、相手方口座に残っているお金を被害者へ配分するという方法です。
振り込んでしまったからといって、諦めないでください。
ギフトカード等
Google、amazon、iTunesなどのギフトカード本体を送るもしくは、記載コードをメールなどで送るという方法です。
ギフトカードはコンビニでいくらでも購入でき、送るのも普通郵便で可能。
カード自体を送る場合、詐欺側はギフトカードを転売し現金化できます。
この場合は、証拠が残らないためにかなり厄介です。
送り先からの割り出しが困難な場合も多いですし。
コードを送る場合は、その会社でしか使用できないため詐欺側は制限がかかってしまいますが、使いやすい会社のコードであればOKなため、最近はamazonのコードが使用されることが多いです。
使いやすい会社のというのは、ポイントを使って購入できるものの種類が多い会社ということですね。
amazonはほぼほぼ何でも買える会社なので、使われることが多いわけです。
ただ、頭のいい詐欺の人はあまり使わないと思うんですよね・・・
全てのギフトカードのコードは、管理されているサーバがあり、誰がどこで使ったかとか、調べればわかるんですよ。
個人では無理ですけど、警察からすると相手方の特定など、結構簡単なんですよね。
コードのみを送る場合、ギフトカードは被害者の手元に残りますから、そのコードが証拠として残りますね。
詐欺側は「そのカードはすぐに捨ててください」とか言うのでしょうが、証拠は残しておきましょう。
総評
今回記載した方法以外にも、詐欺の方々は様々な方法でお金をむしりとろうとしてきます。
「こんな方法で指示されました」などの情報がありましたら、コメントなどに残していただけると嬉しいです。
被害にあう前に、おかしいと思ったらまずは相談しましょう。
警察のサイバー犯罪担当の部署にメールや電話で問い合わせるのが一番だと思います。
国民生活センターなどもいいのですが、これは売買に関しての詐欺の場合がほとんどです。
私にメールや電話で相談してもらってもいいですが、私の場合は法的手法が使えないため、どうしたらいいかの指示ぐらいしかできません。
それでも安心できるという方は、お気軽にご相談ください(#^.^#)
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